昨年の今頃は、このばんこの里会館3階のホールで、BANKO300thの展示が開催されていました。
もう、1年が経過。
今日は、図録に収録しました展示会の風景を、ご紹介いたします。
展示会の開催のテープカットが終わった直後の入口の風景です。
中に入って左に進むと 古萬古から、作品が続きます。
入り口でおわかりのように、会場内、天然木貼り。三重県産です。
木の香りが全身をくるんでくれるようなとっても気持ちの良い空間がつくれました。
展示を見にきてくださったご来場者からも、
「とても気持ちよかった」
「落ち着いて展示物を見ることができた」など、嬉しいご意見をいただきました。
中には、一度入場されて のち、一旦会場から出てこられて、
「会場内の人が少なくなってから、また 入り直して良いですか?木の雰囲気が良くて、ざわついて見るのが勿体無いような気がします。静かに、ゆっくりとあの場に居たいのですが・・・」
こんなお申し出も受けました。
見れば見るほど不思議な、そして面白いです、「面土瓶」のコーナー。
子供さんにも、うけてるんだと思います。
点数にして400余。
圧巻でした。
ここも、今では考えられない製品です。
ドクロとキューピー
食卓の風景 食卓にばんこ焼きの鍋や食器。とってもモダンでした。
こちらは、茶室仕立ての展示。
実はここ、通常ホールとして機能しているここの物入れ倉庫だったんです。
掛け軸の弄山翁も嬉しげですね。
3階のメイン会場を見終わりましたら、階段でゆっくりと螺旋展示を見て頂きます。ここも同じくみえけん産の木材です。
会館、入って、右側に第2展示会場を設置いたしました。
今まで大したお役もなく過ごしてきましたこのスペースも、この展示会が終了したのち、展示会場として活躍しだしております。
この展示は、会館の前面、左右にひと窓づつ展示用のケースがあり、そこに産業に必要な道具類の展示をいたしました。
ばんこの里会館の前面の写真です。
天然木をあしらって、雰囲気がだいぶ変わりました。
ご来館いただいた皆様に萬古焼きのことを少しでもご理解いただける助けになる会館でありたいと改めて思った次第です。
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