こんばんは
3・11です。4年経ちました。
犠牲になった多くの方のご冥福を心からお祈り申し上げます。
そして、今なお復興途中で懸命にがんばっていらっしゃる被災地の多くの方々、敬意を表しますとともに、私にできること、支援を続けますことをあらためて申し上げます。
先月25日に四日市では、商工会議所女性部で東北支援として、福島県いわき市より、復興のために全国行脚を活動としていらっしゃる ハーウラ ラウラーナ二 リノラニ あゆみさんに講演とフラダンス披露をしていただきました。
あゆみ先生は、途中何度も涙されながら、いわきの街のこと、人々のことを沢山お話しされました。
私は一番前の席でお話をお聞きしていました。
あゆみ先生のお話に石巻のかたたちからお聞きした話や、仙台の方たちからお聞きしたことがかぶさって、涙がとまりませんでした。
昨年の10月末に一泊二日で、宮城県仙台市、石巻市の商工会議所女性部を訪問し、直接地元の方たちからその時のこと、その後のこと、復興のことなどををお聞きしていたからです。
あゆみ先生も、仙台、石巻の方たちのお話で、共通しますことは、たくさんあるのですが、強く心に残ったことは
二つの風と戦っています。
この二つの風は恐ろしい風です。
ひとつは、風評被害 の風
もうひとつは、風化の風です。
この言葉です。
完全復興と聞くまでは、この風の話を忘れずに、機会あるごとに話そうと、私は決めております。
そんな思いを込めて、防災土鍋を作りました。
ばんこの里会館オリジナル商品第一弾です。
四日市ばんこ焼の代表選手のひとつである土鍋は、国内シェアの8割を超えております。
その土鍋が、ごはんを美味しく、ハヤク、簡単に炊けることを皆様にわかっていただきたくの商品です。
あってはならないことですが、地震大国と言われている我が国で
防災は欠かせないことです。
被災したときに、避難所で、だれでもが、かんたんに温かいおいしいごはんが食べられたら・・・・どんなに心が落ち着くことだろう・・・・
そんな思いからの商品化です。
3月11日、祈りながらの発売日にいたしました。
各地の避難所に、カセットコンロと防災土鍋、お米と水、を備蓄品に加えていただきましたら、水道、ガス、電気が切断された状態でも、あたたかなごはんを食べることができます。
また、ご家庭でお鍋料理を囲みながら防災についての話をご家族で時折されることも良いことかと思います。
いろいろなきっかけになりますことを、希っております。
ばんこの里会館
059-330-2020
合掌 ばんこグランマ