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日本の文様 もっと


 

秋空がようやく長袖を身にまとう気にさせてくれるようになってまいりました。ばんこの里会館は、この二週間ほどご雷管のお客様も増え、何かと気ぜわしく致しております。

グランマは、プラス、初めての出来事あり、ちょいとバタバタ。

でも、知り始めた日本の文様、オーソドックスなものはと、書き写しを致したく・・・・

 

 

 

 

市松 (いちまつ)

     元の名は石畳。

     色違いの正方形を交互に並べた柄。西欧のギンガムチェック

     に類似。織柄としては古代から存在していましたが、江戸中

     期の歌舞伎役者の佐野川市松がこの文様の袴を愛用したこと

     ら「市松」の名がついた。

 

今日では、佐野川市松より「鬼滅の刃」竃門炭治郎の羽織の柄として有名である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七宝 (しっぽう)

     円の円周を4分の一づつ重ねることで、中央部は光る星のよう

     に、重なりの部分は花弁のように見える。子孫の繁栄、縁、

     円満を想起させる縁起柄である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

亀甲(きっこう)

   長寿の象徴である亀の甲羅の形(六角形)に由来する縁起柄。

   単純に六角形を二重にした「子持ち亀甲」、六角形の中に花を

   あしらった「亀甲花菱」などバリエーションは豊富。

 

 

 

 

 

 

 

 

菱 (ひし)

    菱は2方向の平行線が交わって生まれる幾何学文様で、縄文式

    時代の土器にも使われるなど自然発生的に生じた柄と考えられ

    ている。四つの菱型を組み合わせた「割菱」、菱型に変形させ

    た花で構成される「花菱」などバリエーション豊富な柄。

 

 

 

 

 

 

 

流水

     絶えず留まることなく一瞬で消えてしまう様子を形にした数

     少ない文様の一つ。流れる水は常に清らかであること、苦難

     や災厄を流し去ることから吉祥文様の代表。水に恵まれた日

     本では、流水が草花や風景とともに描かれる事が多く、文様

     と文様を掛け合わせて使うこともしばしば。

 

 

 

 

流水は、私も知っている・・・と言えます。黒地に紅葉の文様は塗りものですが、よく見かけますね。文様、興味が益々です。