10月4日 日曜日 ばんこの里会館で秋の萬古祭りが開催されます。
現時点でお天気には恵まれそう
なによりです。
私は、10月4日は、以前から、準備していました
四日市銘菓 萬古焼菓子 ポッターサブレ を
女子会のメンバーとともに、御来場者に試食をしていただく
という係りをする予定です。
ばんこの里会館入って右側の机の前にて、みなさまに「ポッターサブレ」を
お渡しいたしております。どうぞ、いらしてください。
歴史の続きをメモりたいところですが、祭りを控えて落ち着きませんので
原点返りをすることにいたしました。
(私が一人で落ち着かないだけなのですが)
上の写真は ばんこの里会館の三つ折りパンフレットです。
明かりの灯った 夕暮れの里会館の写真の下に設立の主旨が掲載されています。
以下、全文です。
設立の主旨
四日市萬古焼は元文年間に桑名の豪商沼波弄山が現在の朝日町小向に開窯したのをその始まりとして、型萬古などの開発を行った森有節、千秋兄弟の活躍を経て、山中忠左衛門が末永村(現在の四日市市浜一色町)で開窯して以来、多くの先人の努力の積み重ねにより、三重県下最大の地場産業集積を形成するに至りました。
特に昭和60年代はじめまでは輸出向け陶磁器産地として国内でも有数のものでありましたが、為替相場の変動等の経済環境の変化から、内需指向の産地への転換を余儀なくされてまいりました。
そこで、四日市萬古焼産地メーカーと商社が手を携えるとともに行政のご支援を仰ぎながら、四日市萬古焼の紹介施設を建設することとなり、平成10年1月に当会館が竣工いたしました。
当会館は、歴史、技法、製品等の四日市萬古焼のすべてを体系的に紹介させていただくことにより消費者の方々に四日市萬古焼を正しくご理解いただくとともに、より良い製品開発を行うための産地関係者の活動拠点として、多くの人々に親しまれる施設となるよう念願しています。
以上がこの紹介パンフレットの設立の主旨です。
ブログの最初にこの記事をのせるべきだったな、と思いながら書いた次第です。
端的で明快。まさにばんこの里会館はどのようにして誕生したのか、
ばんこの里会館はの目的は?
などなどが、よくわかる主旨ですね。
ちょっとすっきりした感があるのは、わたしの脳内でどうどうめぐりをしていた部分があったのかもしれません。
週2回のばんこの里会館への出勤が、金曜日、土曜日の2日間となってきたのは、ばんこの里会館へ出向くようになって10か月たってからだろうか。
訪ねて下さる方が増え、ほとんど仕事机に向かえない日が多くなってきました。
それだけ、皆様になんらかの関心を持っていただけるようになったのかな と嬉しく思うことにしています。
週2回という変則で少ない出勤で、なにができるの!!
という感じはどうしてもいなめません。
実際それでもギリギリの動きであることはたしかなことであり、やろうと思っていてもできないことだらけになってきているのが現状かもしれなません。
決してぼやいているわけでも、嘆いているわけでもありません。
もとよりここは、企業ではなく、ひとことで表現することが難しい組織であり、建物であります。
自由に縦横に、考えていかなければ、と思っています。
なによりも、いいものは 萬古不易 だとの命名の言葉を信じてひとつひとつ進んでいきましょう。
10月4日 日曜日 10時からです。
萬古祭り 土鍋グランプリにお越しくださいませ。
会館玄関右にて お待ちいたしております。
ばんこグランマ 数馬桂子