古安東 色絵鉢 鉄絵掛花入 織部写楽茶碗
伊勢の地の萬古焼 古安東
古安東とは安濃津藤堂藩が安永(1772〜1781)・天明(1781〜1789)の頃、古萬古の陶工瑞牙を招いて興した焼き物で、古萬古風の色絵や古陶写しのものもあるが、花鳥を題材に焼き締められた無釉の器体に一部のみ絵付を行うなど、古萬古とは一線を画す作風のものがある。十数年間続いたが、安東焼が「東を焼く事安し」と読めることから藤堂藩が幕府に遠慮して廃窯したとも言われる。
この萬古焼の粋展の図録を頼りに、展示されていた萬古焼の写真を見ながら、記錄をしているのですが、心から嬉しくて、感謝ですです。
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