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萬古焼の粋 特別展 11 急須 白泥


 

こんにちは

BANKO300thの特別展「萬古焼の粋」が無事に終了して、はや50余日。

会場だった3階ホールは、すっかり元通りになり、従来の貸しホールとして日々地域の皆様にご利用いただいております。

展示が終了した後これまでと変わった事として、ご来館のお客さまから、

「展示品はありませんか?」

「何か 観るものは?」

と言ったご質問を受ける事です。

本来なら、陶祖の作品から、受け継がれ、その時代時代を示すものの展示物を常設したい!!

ですが、一気には出来ません。

このばんこの里会館は、オープンしてから、20年間、展示会は開催したことがなかったのだそうです。

今回の特別展は、まさに特別になりました。

萬古焼のスゴさ、おもしろさ、など、皆様の知らなかった面を観ていただけたのですから。

開窯300年を記念する頃には、

「どうぞ、こちらになります。」

と、お通しできるようになっているはず!!

と、グランマは願っています。

産業となり、今日に至っている萬古焼なのですから。

 

このブログで、特別展の様子をメモしてまいりました。

記事の合間、合間に続けてまいります。

 

お茶の時間

お茶の時間

萬古焼の急須といえば現在では全国的にも有名な「紫泥急須」が、代表的だが、ひと昔前までは紫泥の急須同様、地元の白土を使ったら多種多様な「白泥急須」もたくさん作られていた。

江戸時代から「白泥」「紫泥」共に急須の種類、技術、完成度は日本一と言っても過言ではない。

当時の急須職人や絵付け師や彫り師は、皆、切磋琢磨し、しのぎを削っていたことがのこされた作品からうかがい知ることができる。

●   型萬古 白泥上手花文土瓶<昭和>  w15 d85 h105 mm

 

 

●   白泥花鳥文急須(初代伊呂久作 横田深山画) w100 d100 h65mm

 

 

●  型萬古 白泥色絵花蝶文急須<明治> w99 d75 h75mm

木型を使用して作られた型萬古と言われるもので薄造りで上品な造形、大胆、かつ繊細な絵付と、双方共にレベルが高く稀少な逸品。

 

 

●  型萬古白泥銀彩急須  <江戸〜明治>(森 千秋作)

 

 

 

●   型萬古 色絵宝尽くし文急須(森 千秋 作)<江戸〜明治) 

           w100 d100 h65 mm


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