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小学校で学ぶ萬古焼は


副教材 のびゆく四日市の中の萬古焼

 

 

 小学校3年生、4年生、5年生が使っている社会科の副教材は、

「のびゆく四日市」と大きく書かれた178頁の書物です。

 その中の135頁から142頁の8頁に「萬古焼」のことが記載されています。表紙には、日永うちわと、萬古焼土鍋が登場!伝統工芸品指定されているからでしょう。

 

 

 

135ページ、ページ右上の写真は、「ばんこ祭り」の写真ですが、お気付きでしょうか、これは四日市ドームで開催された「祭り」です。2022年の写真。この「のびゆく四日市」は令和5年度改訂版ですので、ギリギリ新しい形の「萬古祭り」の写真が間に合ったということですね。

 

 

次のページは・・・

 

ばんこの里会館!1ページ使っていただいています。

 

 

この年表は、四日市萬古焼史としては最もシンプルなものだと思います。286年間を14行。凄技です。

 

 

139ページです。いまだに続けられている手つくりの話。伊勢志摩サミットで使われた盃も登場しています。萬古焼を継承していくことのための努力の話です。

 

 

140ページは、工場で作られる四日市萬古焼の話。日本国内生産の80%をしめるこの地域の土鍋。その生き残り、発展するための努力のお話が。

 

 

 

141ページは、萬古焼でまちづくり、萬古焼を生かす取り組みの紹介です。コロナ禍で断念せざるおえないイベント、広報活動もたくさんありましたが、できることは、万全の注意をし、進行形です。

 

 

 

142ページ、ラストページです。

このページの最終項目、萬古焼の組合員数は、1915年から、2020年までの組合員数の棒グラフです。やまなみの様なグラフ。1975年から1985年までを頂点として、35年間、組合員数が減り続けていることが良くわかります。そのための努力を語っています。

子どもたちがこの8ページで何を感じ、何を思ってくれるのか、とっても、とっても知りたいとグランマは思っています。