「熱いですね。」
「はい。暑いです。でも大雨が降るそうです。」
すずやかな女性との会話です。
最初の熱いですね が私・・・
これだけの暑さになると、存在そのものが暑苦しく・・・・・周囲にご迷惑かけてます・・・・・と謝りをいれてしまいたくなる私です。(汗、汗)
すずやかな女性との会話は、BANKO archive design museum の受付でのこと。
8月11日から このミュージアム 第1回の企画展が始まっています。
どのように企画展がなされているのか、早く実際に見たかったので、本日ばんこの里会館へ出勤する前に出向きました。
白色のみの陶器展。
陶器である。
白色である。
湯たんぽ、下駄、スイッチ、鍬、やかん、おまる、箸、時計、秤、洗面器、義歯
などなど、思いもよらないものが、陶製でそこにあった。
イギリス、フランス、ドイツ、をはじめ、日本のものだけではなく
普通なら金属で作られて当たり前のアイテムが陶製なのです。
8月になると、太平洋戦争のあれこれが、報道され、今年も戦争に関する映画、ドラマ、特集番組があり、いくつか観ていました私には、これは戦時中の金属不足の代用品だったものかな、と思われるものがありました。
いま、ミュージアムに白い作品として並べられているそれらを目にして、哀しみが漂っているように感じたのは、私のヤスッチさゆえでしょう・・・・・
なにゆえ 集められたのか、
モノに光をあてる、モノに命がよみがえる・・・・
なにをどのようにみつめ、かんじるか、そこから なにを考えるか、
そんなことを考えさせてくれる 白い子たちでした。
その白い子たちのなかに、萬古焼がいくつもあり、萬古焼の不思議さを、また再認識いたしました。
まだまだ、まだまだ、知らない萬古焼がいっぱいある!!
昨日、金曜日はばんこの里会館で、定例理事会がありました。
私が、2年前、初めて出席し、感動した会議。懐かしい!
仕事を終えたのちに集まり、会議する・・・・・真面目さに感動したんです。
なんだか、その当時より、コトが増えているような気がいたします。
2年後になりますが、「沼波弄山生誕300年」 を迎えます。
学びながら迎える300年祭になること間違いなしです。