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今だからこそ 66 三重県窯業試験場 沿革


 

 

🔸三重県窯業試験場(抜粋)沿革

 

明治42年4月

 津市に三重県工業試験場窯業部として設置。

 

昭和元年12月

 三重県工業試験場四日市分場として四日市市東阿倉川224に開設。

 

昭和9年4月

 三重県窯業試験場と改称。

 

昭和14年1月

 阿山町円柱に伊賀分場開設。

 

昭和26年6月

 戦災により本場焼失。

 

昭和22年9月

 仮庁舎より業務再開。

 

昭和31年12月

 庁舎竣工。

 

昭和43年3月

 四日市市東阿倉川788に新庁舎建設着工。

 

昭和44年2月

 新庁舎落成。

 

 

 

 

 

🔸三重県窯業試験場  主要業務経過

 

●窯業部時代

  低火度磁器(SK7~8)試験。

 

●四日市分場時代

  石灰質陶器の試験。

  低火度釉薬の試験。

  大正萬古焼釉下絵具試験。

 

●窯業試験場

   昭和12年

     低火度時期の試験。

     大正焼貫入防止に関する試験。

     木節粘土水簸に関する試験。

     白雲陶器の試作試験。

     大正焼き用各種着色釉試験。

   昭和13年

     代用品の試作試験。

           (陶製ボタン、児童章、その他金属代用品)

     白刷毛目試験

   昭和14年

     大正焼用白色透明釉の試験

     鋳込泥獎に関する研究

   昭和15年

     燃焼に関する試験

     亀裂釉(貫入釉)の試験

     窯業原料調査並びにその応用試験

     伊賀焼素地鋳込成形に関する試験

     半磁器用下絵具の化粧土応用色見試験

   昭和16年

     大正焼不透明釉試験

     黒釉及び鉄釉試験

     バリウム釉試験

     苦土釉試験

     代用陶磁器の研究

     伊賀焼原料を主とする耐熱陶器の研究

   昭和17年

     暗渠排水用陶管素地試験

     亜炭による陶磁器焼成試験

     代替仏具用釉薬試験

     石川長石を主原料とせる釉薬試験

     窯業原料調査並びにその応用試験

   昭和27年

     県内産原料を利用した各種素地について

   昭和28年

     低火度有色素地及び白色化粧土について

     低火度半磁器用銅版転写について

     伊勢けい砂の利用試験

   昭和29年

     陶磁器の研究

     耐熱陶器の研究

     白雲陶器の再研究

   昭和30年

     陶器彩飾用クレヨンの試作

     対州石の利用

   昭和37年

     登窯の重油焼成について

     県内産木節粘土の試験結果について

     伊賀焼の素地と釉薬について

     ジルコン及び滑石を添加した耐熱素地について

     県内産木節粘土の脱鉄について

   昭和38年

     県内産木節粘土の陶磁器への利用について

     煤煙防止に関する研究

   昭和40年

     未利用原料の活用による輸出陶磁器の品質向上

     朱泥焼生素地の黒変問題について

   昭和41年

     赤萬古原料及び素地土の物性について

   昭和44年

     三重県内における未使用鉱物資源の活用研究

     耐火度の測定に関する一・二の実験

     スレーキング法による可そ性の測定

   昭和45年

     伊賀焼新趣向製品のデザイン的研究

   鉛釉の耐酸性に関する研究

     チタン酸アルミニウムの安定化に関する研究

     陶磁器素地の曲げ強さに関する二、三の実験

   昭和46年

     粘土質窯道具用レンガの検討

   昭和47年

     長石質陶器素地の焼成性状について

     表面加飾におけるエマルジョン撥水剤の利用について

   昭和48年

     炭酸リチウムを使用しない土鍋用釉薬の研究

     低火度無鉛色釉の研究

     合成土灰を利用した伊賀土灰釉について

   昭和49年

     ペタライトの焼成性状について

     合成灰釉による色釉の基礎試験

     土鍋の焼成過程における欠点防止の研究

   昭和50年度

     一般釉薬の研究  I・II

     窯業工場排水の有害物質対策について

   昭和51年

     割烹和食器用酸化磁器素地の研究

     耐熱陶磁器素地の研究

     還元用織部釉の開発

     カドミウム・セレン赤顔料による釉薬の一考察について

   昭和52年

     県内産窯業原料の試験結果について

     マット釉と市販顔料の関係

     低膨張色釉の研究

     伊賀焼のデザインと試作研究

      

 

 

 

ここまでで、本誌の186ページまで記載終了いたしました。

グランマとしては、187ページからの、本紙の巻頭にありますカラー写真の解説まで記載をしたいな、と。

あらためて、カラー写真も含め、記載したいと思って居ます。今しばらくお付き合い下さいますようお願いいたします。