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萬古焼の粋 特別展 16 お茶の時間 6


型萬古の木型

萬古焼の中でもっとも特徴的な事として知られているのは、おそらく型萬古急須ではないでしょうか。

お茶の時間の主役の一つである急須。その中の木型で作られた急須と木型類です。

221

型萬古白泥急須 <千秋作>(江戸〜明治)

w88  d75  h55mm

 

223

型萬古白泥急須<庄造作>(明治)

w100  d85  h90mm

 

 

162

型萬古 型紙急須<川村製>(明治)

w110  d105  h80mm

 

 

 

 

木型

江戸時代に森有節が考案した急須を成形するための道具。

芯棒の周りに組み木の要領で分割されたパーツを組み合わせ、急須の胴部の木型を組み立てる。

他にも蓋や蓋の摘み、把手や注ぎ口、茶漉しなどの木型もあり、それぞれ薄く伸ばした土を貼り合わせ、パーツを作り、それを組み立てて木型急須を作ります。

これは提灯を製作する際の型をヒントに考案されたと伝えられています。


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