【作る道具】
338 型萬古成形木型各種(江戸〜昭和)
江戸時代に森有節が考案した急須を成形するための木型。
芯棒の周りに組み木の要領で分割されたパーツを組み合わせ、急須の胴部の木型を組み立てる。
他にも蓋や、蓋の摘み、把手や注ぎ口、茶漉しなどの木型もあり、それぞれに薄くて延ばした土を貼り合わせ、パーツを作り、それを組み立てて木型急須を完成する。これは提灯を製作する際の方をヒントに考案されたと伝えられている。
339 手引き(ろくろ)急須成形道具各種(昭和〜平成)
ポンス w78 d8 h6mm
えごて w390 d60 h25mm
江戸時代から現在まで続く、萬古焼を代表する「急須」。これらはその急須をろくろ成形するための道具たちで、昔も今もほとんど変わらない形で受け継がれている。
340 手ろくろ(手回し轆轤)(大正)
径 580 h650mm
これは急須成形に使用していた手回しろくろ(手ろくろ)急須はサイズが小さく、軽いので使用する土も他の製品に比べると少量で、ろくろを回す際の土の重量による遠心力も少ないため、ろくろの天板の縁に鉄輪のウエイトが取り付けてある。
341 動成形用石膏型、コテ (昭和)
342 施釉用台(金網式)(昭和)
径 2000 h30mm
343 シルクスクリーン転写用原版(昭和)
w450 d1 h317mm
344 銅板転写用原版(昭和)
w450 d1 h317mm
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