第18回 ばんこの里体験講座 土鍋deごはん と 防災と学習
本日、定員オーバーで始まり、無事に終了いたしました。
まず、 無洗米を3カップ防災土鍋に入れ、水を3のラインまで。
のち、防災コーディネーター 皆川克久さんの防災土鍋が商品化されるにいたった経緯をお聞きしました。
この地方は、南海トラフ、東南海トラフと名づけられた災害が起こることは、免れないのだ、というお話から、最低5メーターまでの浸水が予想されていること。5メーターとは、普通の住宅の2階を越えるということ。
など、震災が起こった時にどう行動するべきなのかの本当に基本的なことを学習いたしました。
その間に、ガスコンロを点火。
この防災土鍋は 最初は強火。7,8分で湯気がでてきます。
湯気が強く出てきたら、弱火に調節。
弱火で7,8分。
火を使っている時間は20分未満。
消火ののち、20分蒸らしの時間をとります。
この20分で、耐熱陶器のすごさが発揮され、おいしいごはんの出来上がり。
土鍋が仕事をしてくれている間に受講生は防災学習。
津波から命を守るための知識・・・・・・実際の四日市周辺地図を広げ、
その地図の活用の方法を教えていただきました。
この地区は、過去にも大きな地震に見舞われています。
その周期が短くなっていること、
もう、いつ地震が発生してもおかしくない時なのだということ。
などなど、この人数だけで聞いているのは、もったいないと思いながら
聞いていました。
私は、68歳になりますが、今まで罹災したことがありません。
経験していないと、どこかで、まさか????などど軽く考えてしまいがち。
今回は、きちんと何時に罹災しても、慌てることなく非難出来るよう考えよう、と思いました。
それと、緊急避難所になっているばんこの里会館ですから、体験講座とは別に「ばんこの里会館防災講座」と題して年に2回でも講座を開いたらどうだろう、という話が、今回の講座終了後にスタッフから出た意見でした。
地味なものですが、知らせることに異議がある。その最たるものと思います。
人が集まってくれて、なりたつ講座です。
じっくりと、すみやかに企画を考えてみようと思っています。
避難するためにも、足腰鍛錬しなくちゃ、と胆に命じているグランマでした。