萬古地方は昨日とはうってかわって、肌寒い日になりました。
こんな日には、子供の頃に何度も聞かされた「北風と太陽」の話を想います。
北風と太陽は寓話ですから、実際の寒さや暑さのことで思い出すのは、私が子供の頃といっても、かなり小さい頃の印象がそうさせているのだろうと。
しかし、実際、太陽が照っているかどうかで、
暖かさ、寒さだけでなく明るさ、暗さの違いが顕著ですものね、
このように話を展開して行きますと、どこまでの尽きることなく・・・・・
太陽が照らず、うっすら曇り空で、室内も、館内も落ち着いた雰囲気です。
こんな時には いつもよりもじっくりと物事を思い返したりいたしましょう。
ザッと目を通しただけで精読していないのです。
ここできちんと精読していきたいと想います。
この書物は現在は在庫がなく古書を探してくるか、
メルカリで探すか
四日市萬古焼史
満岡忠成著
萬古陶磁器振興会
この書物を、着任して、直ぐに組合の理事会でご一緒する方からお借りしました。
「ズブズブの素人、言うとらんで、勉強せいや」
たくさんの資料をお借りいたしました。
その中の一冊
「組合で作ったんや」
「手に入りますか?」
そのころは、まだ四日市に数冊残っていたのではないかと記憶していますが、
「萬古陶磁器振興会」という名称はすでに使われてなく
出版元が定かになっていないわけで
探していてそのままになっている状態です。
今も読ませていただいてるのは私のものではありません。
奥付によると
昭和54年11月3日発行とあります。
1979年ですから今から41年前
そして価格は3,000円
書物としたら結構なものと思います。
ケース付き、布貼り装丁でカラー写真が満載です。
立派な本です。
再販の予定がありませんので、俄然頑張ろうと言う気になってきました。
四日市萬古焼としての業界が出版した第一号。
四日市萬古焼の歴史のためにも記録として残しておこうと思います。
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