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今だからこそ58 四日市萬古焼史 付記2


 ♦️文化財に認定された人々

 

 一、飯田定重(号・陶殿)                   明治29年3月、千葉県東葛飾郡関宿町に生まる。

 

大正4年、日本陶器会社に入社して、飛鳥孝太郎氏に師事す。

 

昭和3年、株式会社川村組工場長として派遣され、半磁器顔料の発展に寄与し、後、青白磁、彩陶磁などの作陶生活に入り、昭和に至り、幾多の個展を開く。

 

昭和46年3月、三重県無形文化財技術保持者に指定される。

 

昭和52年3月、82歳にて没す。

 

 

 

一、横田夘吉氏(号・深山)

明治36年3月、三重県桑名市に生まれる。

 

大正3年、  陶磁器絵付け業の叔父の許にて修行。

 

大正8年、桑名市陶華園、森翠峰氏に師事、古萬古、有節萬古の写しをする。

 

昭和4年、加賀月華氏に師事。

 

昭和5年、四日市市にて独立、この道一筋に62年間精進し、その間幾多の個展を開く。

 

昭和52年、四日市市無形文化財に認定さる。

 

昭和53年6月30日、75歳にて没す。

 

 

 

一、清水 源(号・酔月)

明治34年6月3日、四日市市浜田町に生まる。

 

大正2年、萬古急須修習のため、太田豊太郎氏に師事。以来60年間、急須造り一筋に精進して現在に至る。第一回朝日陶芸展入選以来、昭和40年には、萬古急須品評会においては、通産大臣賞授賞等、他各賞及び、各所に於いて個展を開く。

 

昭和52年4月、県民功労賞授賞す。

 

昭和54年8月20日、現在もなお、市内南いかるが町にて、この道に精進を続けている。

 

 

区切りが良いので付記2はここまでといたします。

ただ、この項も、43年前のことがこの書では最新のことになります。現在、無形文化財に認定されている方は複数おられると。

今更こんなことを記しているグランマ、こんなことで揺れていてはいけませんね。

この書「四日市萬古焼史」・・・史とあるように歴史を学ぶための書。この項に追記をするのなら、この書全体に本格的に昭和54年、1979年から現在までのことを記するべきです。