ステキなお知らせです。
四日市萬古焼にとってもひとつの歴史に残る出来事になるようなミュージアムがオープンいたします。
上のチラシはそのご案内のチラシ 表、裏です。
私は 四日市萬古焼に関わってからまだ18か月めの人間ですが、こんな歴史的なことに立ち会えることに歓びを感じています。
いろいろな感想は、27日にオープンするミュージアムを拝見したのちのこととして、ここでは、ご案内の文章をそのまま載せさせていただきます。
萬古焼をアーカイブする小さな美術館が、
2015年11月27日に、オープンします。
明治期より三重県四日市市の地場産業として発展し、1979年には伝統工芸品の指定を受けた「四日市萬古焼」。
萬古を代表するやきもののひとつである紫泥の急須は、自然の鉄分を多く含むため、緑茶を味わうには最高だと言われています。
萬古焼の産地・四日市は、東海道沿線にあり、交通の便に優れた宿場町として、文化や流通が発達してきました。
ただ、そのまわりには、瀬戸・美濃・常滑・信楽・京都などの大きな釜場地があり、やきものに適した土の採取も困難なため、決して恵まれた環境ではありませんでした。
しかしだからこそ、ほかの窯業地にはない、新技術の開発や、造形やデザイン性、海外メーカーとの流通の開拓など、創意工夫することで、独自のオリジナリティを生み出してきました。
特に明治~昭和時代の、どこかキッチュな魅力があふれる、産業から生まれた萬古焼は、現代に生きる私達の暮らしや感性に訴えかけてきます。
陶芸家・内田剛一は、そんな産業の知恵から生まれた、デザイン性の高い萬古焼に光を当て、アーカイブする美術館を企画しました。
そして2015年11月、1954年に建てられた歴史ある萬古工業会館の1階に「BANKO archive design museum」をオープンします。
オープンのご案内文です。
さまざまな思いがすべて込められているようです。
個人でミュージアムを作られ運営する。
これって覚悟してかからねば出来ないこと。
頭の下がる思いです。
でも、四日市萬古にとっては、この上ない嬉しいことです。
楽しみにオープンを待っています。
併設でカフェも作られたとか、ムチャクチャ楽しみです。
では次は27日のオープンあとに・・・・・・・
ばんこグランマ数馬