明治期の萬古焼の技術
萬古焼の超絶技巧と遊び心
昔の萬古焼の陶工の技術には驚かされるものが沢山ある。
細工物に適う土があったのは勿論だが、その土を巧みに操り、成形、焼成し、その出来あがったものは 本物と見紛う程の見事な出来映えであるし、絵付や貼り土、レリーフなどの装飾の技術の高さにも驚かされる。それに加え、形の面白さやユーモア溢れる表現方法など、先人の陶工には只々、敬服するばかりである。
陶製亀形置物(水谷孫三郎作)
本物そっくりな、亀の親子。
特徴を見事に捉えている。
竹根型花入れ(山忠製)
土型製色絵枝葉急須
練り込み蓮葉形鶴文皿(山忠製)
色絵蓮文水注
綠青河骨形手鉢
練りこみ色絵花文ひだ鉢
青釉手捻り菊文輪花鉢
籠編菊花文花生
色絵鳥文花入
色絵雀竹文香炉
鶴文八角蓋物
色絵秋草文皿
型萬古色絵鶴松土瓶
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