こんにちは
台風のあと、すっかり秋らしくなり、朝晩は寒さを感じます。
風邪などひかぬよう気を付けなくては、と思ってる次第です。
さてさて
学びは弄山翁で歩みが留まって・・・
せっかくですので、野々村仁清に立ち寄ることにいたしました。
野々村仁清
江戸時代前期の陶工。
京焼色絵陶器を完成したと言われている。
丹波国桑田郡野々村(現在の京都府南丹市美山町大野)の生まれ。
若いころは粟田口や瀬戸で陶芸の修行をしたと言われ、
のちに京都に戻り、正保年間(1644年~1648年)ころ仁和寺の門前に
御室窯を開いた。
中世以前の陶工は 皆無名の職人に過ぎなかったが、
仁清は自分の作品に「仁清」の印を捺し、
これが自分の作品であることを、宣言。
仁清は近代的な意味での「作家」「芸術家」としての意識を持った最初の陶工と言われている。
仁清の号は仁和寺の「仁」と清右ヱ門の「清」を一字取り門跡より拝領したと伝えられている。
仁清は特に、ろくろの技に優れていたと言われ、現存する茶碗などみても、
大振りの作品を破綻なく均一な薄さにするろくろ技には、感嘆させられる。
有名な『色絵薙香炉」「法螺貝形香炉」のような彫塑的な作品にも優れている。
現存する仁清の茶壺は立体的な器面という画面を生かし、金彩・銀彩を交えた色絵で
華麗な絵画的装飾を施している。
この色絵茶壺など、代表的な作品は茶道を好んだ大名佐々木京極家により
江戸初期に収集され、明治には三井家に伝来したものも数多くある。
一度、実物を拝してみたいものですが、なかなか・・・
機会を逃さない様 アンテナを張りなおします。
書き写しているだけでも、なぜかクラクラしてきた グランマでした。